makimaki handmadeさん主宰で、毎年開催して下さるハーブお料理教室。
今年はスパイスで作るカレー作りでした。

スパイスカレーというと、今流行りのカレーですね。
キーマカレー、グリーンカレーなど色々ありますが、今回は「スパイスだけでも家中みんなが食べられるカレー」をテーマに行いました。

【 日本人はカレー好き! 】
日本人は本当にカレー好き。しかしそのカレーはインドやスリランカの方達から見ると「それはカレーじゃないよ」といわれてしまいます。
インドでも北と南ではカレースタイルも違いますが、日本のカレーはヨーロッパから伝わった、いわゆる海軍カレーといわれたスタイルがベースになっています。

日本人独自の味覚で今日のカレーができたわけですが、私自身子供の頃の大好物は、祖母の作ってくれていた決してサラサラとはしていない大きなじゃが芋がゴロゴロと入ったカレーでした。

子供にとっては家で食べるカレーが食べなれないビジュアルよりも、ほっとできるビジュアルで美味しければ最高ですよね。

 

【 あるころから感じ始めた違和感 】

いつの頃からか、大好きなカレーなのに食べると胃がムカムカするようになりました。そのころは何が原因だったのかわかりませんでしたが、食べたくて食べるその後は必ずといっていいほどの不調になっていたのです。

ある時から母は必ずカレースパイスを使うようになりました。
そしていつしかスパイスをブレンドするようになっていました。
気づくと私の胃もムカムカすることがなくなりました。
でもそのカレーのビジュアルはいつも通りのカレーでした。

見た目はいつもと変わらないのに食べた感じが全く違う。
当時はそこまで気づきもしませんでしたが、とにかく家のカレーが一番美味しい。その理由は、スパイスの力がお鍋いっぱいに広がっていたからでした。
子供の私にとって他で食べるカレーは、その違いが何かわからない違和感になっていたのでしょう。

 

【 美味しいカレーとその秘密 】

育っていく最中、知らない間に本物の味を覚えられるというのは、とても幸せなことかもしれません。

本物と偽物、どちらが良くてどちらが悪いという話ではありません。

私たちが何を美味しいと感じるのか、その仕組みを知ることは大切に思えます。なぜなら美味しさとは心に響くものであり、身体にも伝わり味わえる幸福感であるからです。

人は美味しいと笑顔になります。
笑顔でいれると優しくなります。

今回の教室では、家で食べられる美味しさは家族の人柄を作っていく、ことを前提に一つ一つの工程を行いました。

 



お肉の処理の仕方、甘味の作り方、スープの取り方。

ここをキッチリ覚えられると、あとはスパイスと塩で味が完成します。

今回はここをしっかり覚えていただけるように、何処でどの味が作られるか、何度も味見をしていただきながら味の変化に気づいていただくこと2時間。

 

味は作っていくものではなくて、出来上がっていくもの。

食材一つ一つのコミュニケーションとコラボレーション。

写真のカレーはスパイスだけで作ったカレーです。
見た目は普通のカレーですが、味は全く違います。
食べた後の後味も身体も違います。



 

食の大切さは、いつも体が軽くいられ、心楽しく健やかに一日を体験できる。
その基本になるところかな…と感じます。

今回のハーブ出張お料理教室も、その一つの小さな懸け橋になっていたら
嬉しいな…と思います。

 

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。