ハーブの苗が並ぶ季節になりました。

今年は寄せ植えワークショップを行うこともあり、お店の前には20種類のハーブ苗達が並び、その他にもお店にはプランターで育てているハーブも立ち並んでいるのでとても賑やかです。

 

ハーブの中には一年草や二年草、そして多年草もあります。

一つ一つのハーブにはそれぞれに個性・性格、表情を持っていますが、どのハーブを見ても勝ち負けを競うことなく自分らしさを表現している姿に、自分を立ち返り気づかされることも少なくありません。

 

乾燥を好むハーブ、水気を好むハーブ、暑さに強いハーブ、寒さに強いハーブ、その特徴を知っていくとハーブたちの生まれ故郷はどういった所なのだろうと知りたくなり、調べながらまるで世界旅行をしているかのような気分にもなります。

 

【 ハーブや調味料の役割 】

ハーブは古代から使われてきた植物ですが、薬や調味料として使われてきた歴史があります。現代の暮らしから調味料というものを見てみると「味をつける」ことの認識のほうが大きいのかなと思います。

そこで「調味料の本質」について考えてみます。

調味料…文字から見ていくと、調(ハーモニー)、味(甘、塩、酸、苦、辛)、料(はかる)といったようになるところから、五味の調和される加減を図ると言えるでしょうか。

元々の持つ純粋な味というのは極力酸化していない状態で顕れるように思います。ハーブの機能性の特徴としては抗酸化があげられ、それは遥か昔からお肉や魚に用いられてきていましたが、それは酸化する状況あるいは酸化した状況から毒気を消し去り、お肉や魚を回復させるところにあったのではないかと思います。

そう仮定すると、「調味料の役割というのは外から味をつけるものではなく、毒気を消し去り素材を回復させることで純粋な味の調和を図るもの」と言える気がいたします。

そう考えると化学調味料と自然調味料の大きな違いが見えてくるように思えます。

 

【 ハーブを使った下処理が必要な理由 】

何が体に良いか悪いか…そういう話になるとどこか「人間様にとって」という話になってしまう気もします。

身体が喜ぶ、というのは人間様から見た良し悪しではなく、お互いが活き活きとしている様の方がフィット感を感じます。

古代から肉や魚にハーブを使っていた理由は、もしかするとそこかな(笑)

と、勝手な想像をしておりますが。

お肉やお魚を活き活きと回復させてあげられたらどんなに素敵なことでしょう。

 

ハーブを使った下処理が必要な理由

あなたも私も活き活きとした状態で出会うため

 

私はそんな使い方をハーブから観じるのです。

 

ハーブのことなら古賀市のハーブの専門店ファルムへ。

お気軽にお立ち寄りくださいませ。

 

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